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千軒石は大千軒岳の周辺の福島町、松前町、知内町の知内川などの川で採取される石です。大千軒岳は慶長9年(1604年)に北海道南部の松前に、松前藩第五代慶広が金採掘奉行を置いて砂金を採収せしめた時、千軒の家屋で町が繁盛したので、標高1072mの山に大千軒岳と名付けたと伝えられています。この山が爆発して、吹き飛ばされた火成岩が川に投下されて水成岩に転生されたと云われていて、これらの石は松前藩公をはじめ、重役、家臣に庭石として喜ばれ、現存する松前藩菩提寺や松前公園で随所に見られます。 また、京都の公喞、花山院光永が天皇の勘気にふれ、松前藩に預けられ、許されて帰京する4年の間、この庭石で随分と慰められたと文献に散見され、帰京される時、石を京都に持ち帰ったらしく、公喞仲間に評判になり、京都で大千軒岳石の名が伝わっています。 庭石として人気のあった大千軒岳石が、水石として採収されるようになってからは、石に産地名を付けると大千軒岳石は非常に語呂が悪いということで、函館愛石会でも、愛好会でも石名を「千軒石」と呼称を統一する事としました。擦れの重厚な石相と真黒質の石塊が寄り集まった様な石質は千軒石のみが示す味わいで、水石としても大変価値のある石です。 千軒石は別名「松前古潭(まつまえこたん)石」とも言われています。「松前」は松前半島や松前町の地名で、「古潭」はアイヌ語で村や部落、あるいは「住む所」の意味ですが、アイヌ語とは関係なく神居古潭石のような石質だからという意味で使われているのだと思われます。

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1件~4件 (全4件)

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